アイドラッグストアーの商品は本物?評判・安全性を徹底調査

アイドラッグストアーは、日本では手に入りにくい医薬品やサプリメントを、海外から個人輸入するお手伝いをしてくれるサイトです。

ただ、個人輸入代行サイトって聞くと、「本当に大丈夫かな?」と心配になる方もいらっしゃいますよね。

「安全性は問題ないの?」

「ニセモノや違法なものを売ってたりしない?」

と不安に思うのは当然のことだと思います。

この記事では、アイドラッグストアーが安心して利用できるのか、口コミや評判はどうなのか、偽物や違法な商品を扱っていないかなどについて、詳しく調べてみました。

アイドラッグストアーはどんなサービス?

引用:アイドラッグストアー公式サイト

アイドラッグストアーは、日本国内では購入しにくい医薬品やサプリメントなどを、海外から個人輸入する手続きを代行してくれるオンラインサービスです。

運営歴は25年と長く、医薬品の個人輸入代行のなかでは歴史ある存在といえるでしょう。

大きな特徴は、商品価格も比較的低く設定されていること、そして日本法人が運営しているため拠点が国内にあることです。

また、商品を購入するほど会員ランクが上がり、最大3%のポイント還元を受けられる仕組みが用意されています。

アイドラッグストア―の主な特徴

  • 運営歴25年以上の老舗個人輸入代行サービス
  • 東京都に本社を構える日本法人が運営
  • 商品価格が比較的リーズナブル
  • 購入金額に応じて最大3%のポイント還元あり

アイドラッグストア―の基本情報

運営会社名株式会社オズ・インターナショナル
所在地〒103-0013
東京都中央区日本橋人形町3-8-1TT-2ビル11F
ウェブサイトhttps://www.idrugstore.jp/
主な取り扱い商品の種類サプリメント
頭皮・ヘアケア
ダイエット
ビューティ
エイジングケア
コンタクトレンズ
一般医薬品(OTC)
衛生用品・日用品
防災用品
食品
検査キット
ペット用品
性の健康
問い合わせ先(問い合わせフォーム)https://www.idrugstore.jp/enquiry
電話窓口0570-05-1193
受付時間:平日(月曜~金曜日)の9:30~18:00
※窓口での販売や受付は行っていません。

アイドラッグストアーの運営者は?

アイドラッグストアーを運営しているのは、株式会社オズ・インターナショナル(Oz International Inc.)という企業です。

同社は1980年に設立され、東京都中央区に本社を置き、医薬品やサプリメント、美容雑貨などの輸入販売や企画開発を手がけています。

また、同社はアイドラッグストアー以外にも「アイビューティーストアー」など複数のECサイトを運営しています。

アイドラッグストアーの商品は他サイトより安い?

同じ個人輸入代行サイトのなかでも、価格を比較するとアイドラッグストアーは安めの設定が多い印象です。

たとえば以下の「参考」表を見ても、オオサカ堂とほぼ同等、ベストケンコーやユニドラよりはかなり安いケースが見られます。

一方で商品によっては大きな価格差がない場合もあり、商品購入の際は複数のサイトを比較する利用者が多いようです。

参考:ED治療薬Aの価格のお薬通販部と他社サイト比較

販売サイト価格(2025年3月時点)
アイドラッグストア―1,680円
オオサカ堂1,668円
ベストケンコー3,290円
ユニドラ3,306円

参考:美容・スキンケア用品Bの価格のお薬通販部と他社サイト比較

販売サイト価格(2025年3月時点)
アイドラッグストア―1,881円~
オオサカ堂1,742 円~
ベストケンコー2,718円~
ユニドラ2,869円~

お得なポイント制度もある

アイドラッグストアーでは、会員登録者向けにポイント制度を導入しています。商品購入ごとにポイントを貯めて次回の買い物で割引として利用できます。

また、初回登録時には合計600ポイント(600円相当)を段階的にもらえる特典もあります。

ポイント制度では、累計購入金額に応じてブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナとランクアップし、最大3%の還元率を受けられる仕組みとなっています。

ランク2年間累計お支払い額 還元率
プラチナ60,000円以上 3.0%
ゴールド24,000円以上 2.0%
シルバー8,000円以上 1.0%
ブロンズ8,000円未満 0.5%

アイドラッグストアーの支払い方法は?

アイドラッグストアーでは、銀行振込、郵便振替、クレジットカード決済、コンビニ決済、NP後払い、商品代引き、支付宝(Alipay)、微信支付(WeChat Pay)と多彩な支払い方法に対応しています。

アイドラッグストア―の支払い方法一覧

支払い方法補足・注意点
銀行振込・振込み手数料はお客様負担
郵便振替・振込み手数料はお客様負担
クレジットカード・対応ブランド:JCB、AMEX(American Express)、Diners Club・一括支払いのみ
コンビニ決済・対応コンビニ:ローソン、ミニストップ、ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ヤマザキデイリーストア・入金の翌営業日に確認、送付手続き開始

クレジットカードはJCB・AMEX・Diners Clubが利用可能で、一括払いとなり、注文確定時に決済が行われます。

コンビニ決済の場合は、払込票番号を利用して店頭で支払い、入金確認は翌営業日になります。

「NP後払い」(後払い決済サービス)を選択した場合、請求書は商品とは別途郵送され、14日以内に支払意を済ませる必要があります。なお、商品によっては代金引換が使えないケースがあります。

アイドラッグストアーは安全?本物?疑問を検証

アイドラッグストアーは安全?本物?疑問を検証
  • アイドラッグストアーは本物?正規品?
  • アイドラッグストアーのクレジットカード利用は安全?

アイドラッグストアーは本物?正規品?

個人輸入代行で気になるのが「本物かどうか」「偽造品ではないか」という点でしょう。

アイドラッグストアーではメーカーの正規代理店や医療機関向けの仕入れ資格をもつ発送元と提携し、純正品を厳選して取り扱っていると明記しています。

偽造品が届かないか心配ですが取り扱っている商品は正規品でしょうか?弊社と提携しております発送元は、医療機関にも医薬品提供できる資格を持っています。弊社は提携している発送元からメーカー純正品をお送りし、粗悪品が紛れないよう細心の注意を払って運営しております。
メーカー、またはメーカーの正規代理店より直接仕入れを行っており、正規ルート以外からは入手しておりません。海外現地の医療機関で流通しているものと同じ商品をご用意いたしております。
また、ご信頼いただけるように、不定期に弊社独自で成分鑑定も行っております。

引用元:アイドラッグストア―公式サイト「よくある質問」

個人輸入という性質上、最終的な使用はあくまで自己責任となります。ただし、運営会社が日本法人であること、また公式サイトで上記の取り組みを公表している点から、信頼度は比較的高いといえるでしょう。

アイドラッグストアーのクレジットカード利用は安全?

アイドラッグストアーを運営する株式会社オズ・インターナショナルでは、クレジットカード不正検知システムを稼働しており、24時間体制で不正使用防止に努めています。

ですが、2008年5月には、同社のサーバーが不正アクセスを受け、クレジットカード番号や有効期限などの個人情報が漏洩した可能性が報告されています。

参考:セキュリティネクスト「オズ・インターナショナルの通販サイトで個人情報漏洩 – カードの不正利用も」

その後はインシデント発生の事例は確認されていませんが、不安な方は銀行振込や郵便振替、コンビニ決済の支払い手段を選ぶのがよいでしょう。

アイドラッグストアーの評判からわかるメリット

アイドラッグストアーの評判からわかるメリット
  • メリット①価格が安い
  • メリット②日本法人の信頼感
  • メリット③品揃えが豊富

メリット①価格が安い

実際の利用者からは「オオサカ堂や他の個人輸入サイトと比べても安い」「同じ商品を探してもアイドラッグストアーのほうが低価格だった」という声が多く見られます。

医薬品やサプリメントなど継続的に購入したい品目は、価格の差が蓄積しやすいため、コストを抑えたい方には魅力的といえるでしょう。

メリット②日本法人の信頼感

アイドラッグストアーを運営しているのは日本法人であり、本社も国内にあります。

住所や運営会社情報がはっきり示されているため、「海外拠点の企業で何かあったときに連絡がつかない」という不安を軽減できる点が利用者から支持されているようです。実際に「国内法人だから安心感がある」という口コミも多数見受けられます。

メリット③品揃えが豊富

日本では入手しにくい商品が、値段もお得で、送料もほぼかからずに手に入るので、便利でお得です。今まで商品に問題があったことはないので、品質的にも安定しているところだと思います。モノによって、時間がかかるのでそれだけは注意する必要があります、


引用:ニフティポイントクラブ

日本では入手しづらい医薬品やサプリメント、海外メーカーのビューティ用品やダイエット関連商品などを幅広く扱っており、ラインナップの多さが際立つのも利点です。

口コミでは「欲しかった海外製品をまとめて安く購入できるので助かる」「今まで一度も品質に問題がなかった」という声もあり、多彩なニーズに応えている印象です。

アイドラッグストアーの評判からわかるデメリット

アイドラッグストアーの評判からわかるデメリット
  • デメリット① 配送が遅い
  • デメリット② 電話サポートはない

デメリット① 配送が遅い

海外発送の商品は、通関手続きや現地の物流状況により、通常2~3週間程度で届きます。

ただし、繁忙期や国際配送の混雑時には1か月以上かかることもああります。実際、利用者からは「予定より遅れた」「年末年始や混雑期は1か月近くかかる場合もある」という口コミも見られます。

急いでいる場合には不向きなケースもあるため、余裕をもって注文することが大切といえるでしょう。

デメリット② 電話サポートはない

アイドラッグストア―では電話窓口も用意されていますが、「繋がりにくい」「混み合っているというアナウンスが流れて切られる」という声もあります。

実質、メールフォームやチャットでの対応がメインと考えたほうが無難かもしれません。問い合わせの返信は比較的速いという口コミもある一方、電話窓口においては高い評判は確認できませんでした。

医薬品の輸入代行を利用する際の注意点

医薬品の輸入代行を利用する際の注意点
  • 注意点①利用は自己責任&購入できる範囲は個人利用のものに限る
  • 注意点② 12,000円未満の購入は送料が発生
  • 注意点③ 額面が1万円を超える全ての輸入品には関税が発生する

注意点①利用は自己責任&購入できる範囲は個人利用のものに限る

海外からの個人輸入は、日本の薬機法により、購入者本人が自己使用する場合に限り認められています。

第三者への譲渡や転売を目的とした購入は法律に違反し、通関で没収されたり、罰則の対象になる可能性があります。

また、個人輸入品は日本国内の医薬品副作用被害救済制度の対象外になるため、万が一の副作用や体調不良に見舞われても、公的な補償は受けられません。

服用には十分な自己管理が求められ、用法用量を守るとともに、身体に異変を感じた場合は早めに医師など専門家に相談することが重要です。

注意点② 12,000円未満の購入は送料が発生

アイドラッグストアーでは、基本的に1,200円以上の注文で送料無料となっていますが、それ未満の場合は送料として380円がかかります。

たとえばサプリメントなど低価格のアイテムを単品で買う場合、合計金額が1,200円に満たない可能性があるため注意が必要です。

また、住所の入力ミスや不備があるとあて所不明で返送され、再送には1,500円の追加送料が発生することも公式に案内されています。小さな金額で利用したい場合でも、最終的な費用をよく計算しておくことが大切でしょう。

参考:アイドラッグストア―公式サイト「送料及び配送方法」

注意点③ 額面が1万円を超える全ての輸入品には関税が発生する

国際配送品の購入額が1万円を超えると、関税および輸入消費税が発生する場合があります。

特に医薬品やサプリメントは課税対象になりやすく、受け取り時に追加費用が発生する可能性があるため注意が必要です。

また、課税品の場合は、受け取る際に通関料(郵便局の取扱手数料)が別途必要となります。

詳細は 「東京税関ホームページ」をご覧ください。

アイドラッグストアーのクーポン特典は?

アイドラッグストアーでは定期的にクーポンを発行しています。

Xやfacebookなどの公式SNSに登録していると限定クーポンやシークレットセールの情報を入手できます。

過去には「お年玉1,100円引き」や「メールマガジン限定650円引き」などのクーポンが配布されました。

公式サイト内の「クーポン情報ページ」のほか、公式SNSでも最新の割引キャンペーンを告知しているため、気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。こうしたクーポンを併用することで、さらにコストを下げられる可能性があります。

参考:アイドラッグストア―公式サイト「クーポン情報」

アイドラッグストアーに関するFAQ

商品の発送国はどこ?
アイドラッグストアーの商品は、国内製品と海外輸入品の2種類に分かれます。

国内製品(OTC医薬品や一部サプリメントなど)は、日本国内の倉庫から発送されます。

一方、海外製医薬品やサプリメントは、シンガポールや香港などの海外拠点から発送されるケースが多く、配送には2~3週間かかることがあります。

また、製造国と発送国が必ずしも同一ではありません。たとえばインド製の医薬品であっても、国際基準で製造され海外向けに流通しているため、実際の発送元はシンガポールや香港となる場合があります。
違法な商品は扱っている?
アイドラッグストアーでは、日本国内で医薬品として認可されていないものや、規制対象となっている違法成分を含む商品は取り扱わない方針を公式に示しています。

海外で一般的に流通している薬やサプリメントでも、日本国内で規制の対象となる成分が含まれる場合は輸入を認められないことがあります。

そのため、ユーザーが知らずに違法商品を購入させられるというリスクは低いと考えられます。

ただし、最終的には税関や行政の判断となるため、個人輸入そのものが完全にリスクゼロというわけではありません。
商品が届くまでの配送日数はどれくらいかかる?
海外配送商品は、通関手続きや現地物流の混雑状況によって到着までに1~3週間ほどかかるのが一般的です。

たとえば「国際eパケットライト」や「国際書留郵便RGT」であれば2~3週間、「海外ヤマト便」や「国際速達郵便EMS(一部商品対象)」の場合で1~2週間前後が目安とされています。

追跡情報の反映にもタイムラグがあり、複数点を同時に注文しても別々の便で届くケースも珍しくありません。

年末年始や繁忙期などはさらに遅れる可能性があるため、急ぎの場合はスケジュールに余裕をもって注文することが重要です。

まとめ

アイドラッグストアーは、国内では手に入りづらい医薬品やサプリメントを個人輸入できる便利なサービスです。

価格の安さやポイント制度の充実に加え、日本法人が25年以上運営している点は安心材料の一つです。

また、公式サイトでは正規品の取り扱いに関する方針を明示しており、安全性への取り組みも確認できます。

一方で、海外配送ゆえの到着遅延や電話サポートのつながりにくさなど、注意すべき点も存在します。

個人輸入は最終的には自己責任となるため、利用者は商品の特性やルールを理解し、メリットとデメリットを踏まえて検討することが大切です。